式年遷宮祭
祭事・神事スケジュール

式年正遷宮祭
二十年に一度の式年正遷宮祭は前回平成11年(1999年)に実施しました。あれから二十年の月日がたち、令和元年(2019年)に式年正遷宮祭を迎えました。
式年遷宮については、伊勢の皇太神宮にならい二十年に一度社殿の造営を行い遷宮祭を行ってきました。南北朝の永和2年(1376)から造営棟札は、すべて保存されています。このように600年を超える長い間一度も欠かすことなく奉仕されその記録を遺してきたことは全国に例がなく、江戸時代末の安政3年(1858)までの27枚は国の重要文化財に指定されています。
式年正遷宮祭は、社殿の造営修理のあいだ仮宮にお遷りいただいていたご神体を本殿にお遷しする儀式で、深夜の闇のなか、神官・氏子によって厳粛に執り行われますが、氏子をはじめ近郷近在から大勢の男女が神の御啓示にあづからんと、にぎやかに相集う祭りであります。
今回の式年遷宮祭(令和元年<2019年>)
11月15日 : 竣工祭、遷座祭
11月16日 : 奉祝祭
11月17日 : 例大祭
本殿・
釣屋
・中門の保存修理工事
全体に破損が目立った屋根の葺き替えを行いました。
まず、屋根の桧皮葺をすべて取り除き、破損している屋根下地の修理を行い、薄く剥いだヒノキの樹皮を何枚も重ねて葺いていく桧皮葺で元通りに葺き直し、その他破損した
尚この他に軒下叩きの修理や床下防蟻処理も行いました。
他に、拝殿の屋根をこけら葺から銅板葺に変更や、神門屋根のこけら葺替え工事も行いました。
本年2月より保存修理事業に着手し、3月初旬より10月末まで修理工事が実施されました。
献上米お田植え行事(5月)
19日に献上するもち米を手植えする「献上米お田植え行事」が行われました。
仮殿遷座祭(5月)
18日夜、仮殿遷座祭が行われました。
本殿・釣屋・中門の桧皮葺などの造営が本格化する前に、御神体を本殿から仮宮に移しました。
内覧会(7月)
ヒノキの皮を重ねて葺く桧皮葺の様子を、氏子たちが見学する内覧会が行われました。
見学会(10月)
工事の足場が取り除かれ、装いも新たな仁科神明宮が姿を見せ、見学会が行われました。
11月15日(金)
15:00 竣工祭 | 投げ餅 散銭 |
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24:00 遷座祭 |
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11月16日(土)
10:00 奉祝祭 | 浦安の舞 一舞 |
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12:30 太々神楽 | 剣之舞 岩戸神楽 竜神神楽 |
13:30 浦安の舞 二舞 |
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14:00 奉納神楽 | 三嶋神社 館ノ内竈神社 松崎神明宮 正科竈神社 八王子神社 |
11月17日(日)
10:00 例大祭 | 太々神楽 剣之舞 幣之舞 岩戸神楽 竜神神楽 水継 道祖神 五行之舞 |
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10:40 子供神輿 |
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12:10 稚児行列 |
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①臨時駐車場(社公民館・JA社) ⇄ 宮本公民館(仁科神明宮)
運行時間:
11月15日(金) 12:00~25:40
11月16日(土) 9:00~22:00
11月17日(日) 9:00~16:00
②JR信濃大町駅 ⇄ 宮本公民館(バス2台で巡回運行)
運行時間:
11月15日(金) 16:00~26:40
11月16日(土) 15:00~23:00
※11月15日(金)~17日(日)の3日間については、仁科神明宮駐車場には駐車できません。社公民館からシャトルバスが運行されますので、ご利用ください。
15日・16日は、JR大町駅前からシャトルバスが走ります。

